現在、少子・高齢化が、日本全体の重要課題として、取り上げられている中、地方の農山漁村におきましては、特に深刻な課題です。まず、少子におきましては、園児、児童、生徒が減少の一途をたどり、各々学校統合についての会合が暇なく開催されています。一方、高齢者問題につきましては、人生100歳の声が聞かれるようになり、高齢者人口が年々増え続けております。過疎化が進み、人口の50%以上が65歳となり、いわゆる「限界集落」が増加の一途をたどり、集落として共同体の機能を維持することが“限界”に近付きつつあります。以上のように少子・高齢化の状況が、現実として映し出されております。三重県におきましても、県の雇用対策として「社会減対策」を掲げて、県内企業への就職促進を有効策に挙げているところです。また、高齢者の雇用促進においては、シルバー人材センターの活用を促し、高齢者の雇用促進を図っております。弊会におきましても、行政をはじめ、関係機関、企業、団体等の皆さまのご理解ご協力、ご指導を賜りながら、微力ではございますが、上記の通り、重点項目1・2・を掲げて、地域に貢献することを目的に、活動しています。